アニメ一期は、各キャラクターの人生観がきっちり描かれていて、物語に深みを与えています。一期はヘンリエッタとジョゼを軸に描かれているように思いますが、道具として使うことを求めるジャンや医者に対して、あくまでも人間扱いしようとうするジョゼ。そして、それに応えるかのように少しずつ人間らしさを取り戻していくヘンリエッタ。
結末がどう考えても不幸なものにしかならないために、このジョゼの行為はその事実をより深めているだけかもしれませんし、その意味ではジャンの扱いの方がお互いにとって痛手は少ないのかもしれません。
ですが、限りある生とはいえ、それを最大限に尊重しようとするジョゼの優しさは、この救われない話の救いでもあります。